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ご自身のスタートアップを立ち上げるには

ご自身のスタートアップを立ち上げるには

スタートアップ分野には、事業を軌道に乗せようと一生懸命頑張っているのにかかわらず、失敗する人が連日後を絶ちません。なぜでしょうか?そのわけは、起業家の多くが正しい起業方法を知らないために、会社が成長できないからなのです。ビジネスの世界では「時は金なり」ですから、スタートアップを迅速に立ち上げるための方法を早速ご紹介することにしましょう。

とにかく立ち上げる

順調なスタートを切るのが大切なのは言うまでもありませんが、最も重要なステップは、とにかく実行することです。ビジネスのことばかり考えていても、何も起こりません。スタートアップの立ち上げの妨げとなっているのが何であれ、無視するか、できるだけ早く解決してしまいましょう。さあ、今すぐ最初の一歩を踏み出しましょう。

ドメインを取得し、情報を発信していきましょう。あなたのビジネスの最大の敵はあなたなのですから、まず最初にやるべきことを頑張ってできるだけ早くやってしまいましょう。そうすれば、あなたのスタートアップが始まるのです。

専門家を雇う

ご自身がその道の専門家でない限り、ビジネスに関する問題すべてに回答を出すのは無理なことです。たとえば、法人化しなければならないことはわかっているが、それでは実際にどうすればいいのか?といったことです。幸いなことに、いざというときは有能な弁護士さんに頼めます。S-Corp(小規模株式会社)、C-Corp(普通株式会社)、LLC(有限会社)のどれを設立すべきかについて助言してくれるでしょう。そして、もし弁護士さんを雇うことに決めたら、あなたに代わって大変な仕事をすべてやってくれますし、チームのためになるような専門知識も、弁護士さんから学べます。弁護士費用が心配であれば、後払いや株式の形で報酬を与えるという手もあります。

リモートワーカーを雇う

最も低コストで最も優秀な人材がすぐ近くで見つかることは通常ありませんから、リモートワーカーを積極的に採用するようにしましょう。また、社員の雇用を避けたいのであれば、契約社員を雇うこともできます。結局のところ、会社に人材を入れる必要があるわけですから、細かいことはあまり気にしないように。そうでなければ、この任務を果たすのは困難でしょう。

共同出資者を探す

一般的に、情熱や努力だけではスタートアップを立ち上げるのに十分ではありません。自分にはない能力やインスピレーションも各種必要になります。ですが、優れた共同設立者がいれば、あなたに不足している能力を補足してくれますし、スタートアップをあなたが夢に見ていた以上に前進させてくれるかもしれません。ベンチャーキャピタル( VC )は個人よりもチームで作られたアイデアの方に投資する傾向があります。

マーケティングにお金をかける

ご自身のスタートアップを立ち上げるには

スタートアップのために最善のことをしたいと思ったら、マーケティングに投資することです。あなたのサービスや製品がマーケティングされれば、それが何百万人という人たちの耳に届きます。つまり、何百万という人たちが、あなたのサービスや製品を買ったり、それに投資したりしてくれるかもしれない、ということです。マーケティングがお金や時間の無駄になることはありません。マーケティングは、あなたのビジネスにとっての、素晴らしい投資なのです。

顧客と話す

スタートアップのアイディアは、起業家の頭の中だけにあるのではありません。お客様を取り巻く環境の中にも多くのアイディアが潜んでいるのです。企業が成功するか、萎縮して死んでしまうかは、その製品やサービスが受け入れられるかどうかによって決まります。ですから、全力でお客様のことを知るようにしましょう。そうすれば、お客様により良いサービスを提供できるようになります。

これらの秘訣に従えば、市場において「ザ・ネクスト・ビッグ・シング(次の大ブーム)」となるような、偉大な可能性を秘めたスタートアップを始めることができるでしょう。

国内でスタートアップを始めるには

国内でスタートアップを始めるには

日本はすでに数多くのビジネス分野で成功しています。新サービスや新規事業を始め、業界をさらに豊かにし、優れたアイデアや製品で溢れさせようと努力している人が数多くいます。現在、この分野に参入しようとしている若者が増えています。その多くが、スタートアップ企業を設立し、それを成功に導き、活況を呈する日本市場で競争力を持たせることができれば、と考えています。

そこで、自分にはアイデアがあり、会社を設立したい、と思っている方のために、スタートアップ企業を始めるにはどうすればよいのか、必要なステップをいくつかご紹介いたします。

 

資金調達方法を考える

スタートアップ企業を設立する際に最も重要なのは、資金を集め、事業を実際に開始できるようにすることです。ですから、必要な資金をできるだけ早く調達するには、知恵を絞る必要があるのです。国内の大手投資家を探すことになると思いますが、その際に何らかの問題が発生するかもしれません。しかし近年は大手独立系ファンドが登場し始めており、スタートアップへの出資にも積極的な姿勢を見せています。ジャフコSV6シリーズやグロービス・キャピタル・パートナーズなどがその例であり、さらには、THE FUNDの登場のように、VCが国内市場に進出して中小企業の成功を支援するという好例もあります。

さらに、海外に限らず日本のスタートアップへも投資を行いたいと考えている大手企業もあります。PayPal Ventures、Light Street Capital、KKR、Tybourne Capital Managementといった企業が例として挙げられます。

 

採用戦略を練る

どこから資金を調達するかといった問題のほかにも、人材の採用についても真剣に考えなくてはなりません。小さな会社であれば、必要な従業員の数もそれほど多くはないかもしれませんが、どちらにしろ戦略は必要です。自分のところで働きたいと思っている人たちのリストを調べ、じっくりと採用戦略を練りましょう。小さな会社から始めるにせよ、ビジネスプランを練っていくうちに、事業を拡大するためには、どれくらいの人を雇う必要があるのかがわかってくるはずです。最初のうちは、少しでもコストを抑えたいのであれば、外注を考えてもいいと思います。

 

焦点を絞る

焦点を絞り、正しい方法で会社づくりをすることに集中する必要があります。詮索しすぎ、親分風を吹かせすぎ、などと言われるのではと恐れずに、サービス・製品開発から、従業員の作業の仕方、さらには書類作成や会計に至るまで、スタートアップのあらゆる側面をしっかりと監督しましょう。自分の会社なのですから、すべては自分にかかっているのです。少なくともスタートアップ事業の最初の段階では、他のことに気を取られないようにしましょう。特に、VCから受け取った資金を運用・有効活用する必要があるのですから。

 

短い記事でしたが、スタートアップを始めてから、成功に導くための最重要ポイントをご紹介しました。いずれにせよ、優れたアイデアがあり、VCが興味を持ってくれれば、成功は間違いないでしょう。